#1-10 算術演算子(代数演算子)

PHPでは計算を行うことができます。例えば、次のプログラムでは足し算の結果を画面に表示します。

echo 1+2; // 3になります

これを画面に表示すると「1+2」と表示されずに「3」と表示されます。足し算を行ってその結果が表示されているのです。なお、この場合前後にクオーテーション記号を入れると正しく動作しないで注意しましょう(後述)。

+の記号は算数などでも使われる記号なので、見覚えがあるでしょう。これを「算術演算子」と言います。他にも、次のように各記号があります。

代数演算子(算術演算子)
https://www.php.net/manual/ja/language.operators.arithmetic.php

かけ算とわり算は、算数で使う記号とは違いますが、一般的なプログラミング言語では多く使われている記号です。剰余算は、偶数と奇数を区別するために利用されたり、後で解説する「繰り返し」の構文などと合わせて使われます。

クオーテーション記号と算術演算子の関係

もし、echoのパラメーターとしてこれまで通りクオーテーション記号を付加するとどうなるでしょうか?

echo '1+2';

この場合、画面にはそのまま「1+2」と表示されます。これはなぜでしょうか。実は、このクオーテーション記号には「文章として扱って欲しい」か「数字として扱って欲しいか」を指示するという役割があります。「1+2」という「文章として画面に表示したい場合」はクオーテーション記号をつけ、「数字として計算して欲しい」という場合はクオーテーション記号を省略します。

ただし、文章をクオーテーション記号を省略して指定してもエラーになってしまうので気をつけましょう。

echo あいうえお;

算術演算子の優先順位

算術演算子は、算数などと同じく次のようなルールで計算されます。

  • 左から右に計算される
  • 足し算・引き算よりも、かけ算・わり算の方が優先される
  • かっこで囲んだ場合は、そちらが優先される

かっこは複数利用することもできます。

この記事を書いた人

たにぐち まこと

『よくわかるPHPの教科書』や『マンガでマスター プログラミング教室』の著者。 ともすた合同会社で、プログラミング教育やこども向けの講座などを Udemyや YouTubeで展開しています。