本講座では、作成したプログラムの動作にコマンドラインを利用します。コマンドラインには、WindowsならPowershell、macOSならターミナルを利用します。
しかし、Visual Studio Code(VSCode)には標準でこのターミナル機能が内蔵されていて、1つのソフトで編集から実行まで行えて便利です。早速使っていきましょう。
ターミナルを起動しよう
まずは、VSCodeの「ターミナル→新しいターミナル」メニューをクリックします。

ウィンドウの下にターミナルが起動して、コマンドを入力できるようになります。実際には、Windowsの場合はPowershellが、macOSの場合はシェル(zsh)が起動しているため、各環境のコンソールを使っているのと同じ事が行えます。
フォルダーを開こう
ターミナル機能は、VSCodeで「フォルダー」を開くとより便利に使うことができます。
まずは、PHPの開発に使うフォルダーを作成します。ここでは、デスクトップなど分かりやすいところに準備しましょう。
そしたら、VSCodeの左側のバーから「エクスプローラー」をクリックし、「フォルダーを開く」ボタンをクリックします。

すると、フォルダーの内容が左側のエリアに表示されるようになります。この状態で、再度ターミナルを開いてみましょう。今開いているフォルダーが初めから設定された状態で開くことが分かります。

これで非常にスムーズに開発することができるようになるため、開発作業の時は常にこうして進めていくとよいでしょう。