画面に文章を表示しよう – echo

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それでは、PHPのプログラムを作成してみましょう。

ファイルを保存する場所

PHPを学習する場合、ウェブブラウザーで動作結果を確認するためには、ファイルをウェブサーバーで管理されているフォルダーに保存しなければなりません。これを「ドキュメントルート」と言います。

macOS版MAMPの場合

macOS版の場合は、「アプリケーション→MAMP」フォルダーの中に「htdocs」というフォルダーがあります。ここにファイルを保存すると、ウェブブラウザーから見られるようになります。

Windowsの場合

Windowsの場合は「C:¥MAMP¥htdocs」というフォルダーがドキュメントルートになります。

このフォルダーを、VSCodeで開いておくと便利でしょう。「ファイル→開く」でフォルダーを開くと、左側のエクスプローラーバーにフォルダーが展開され、ファイルを作成したり操作を行えるようになります。

これで学習を進めていきましょう。

PHPを記述しよう

それでは、ここで開いたフォルダーにファイルを作成していきます。ここでは、分類用に「lesson01」というフォルダーを作成し、この中に「sample01.php」というファイルを作成しました。

そしたら、ファイルが編集できるので、まずはHTMLの基本タグを記述しましょう。次のように記述します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title></title>
</head>
<body>
    
</body>
</html>

HTMLの詳細はここでは省略するため、別途HTMLについて学習しておきましょう。PHPの学習では、この<body>タグの中にプログラムを記述していきます。ここでは、次のように記述しましょう。

<?php
echo 'PHPを学習中です';
?>

こうして、ファイルを保存しましょう。

表示を確認しよう

それでは作ったプログラムを確認してみましょう。MAMPが起動していることを確認し、「Start Servers」ボタンなどをクリックして、サーバーもスタートしていることを確認しましょう。

そしたら、ウェブブラウザーで次のアドレスにアクセスします。

http://localhost:8888/lesson01/sample01.php

これで画面に図のように表示されれば、正しく動作しています。うまく動かない場合などはMAMPの起動や設定を確認するか、次の記事でエラー時の対処について確認しましょう。

PHPの約束事

PHPは、動作するために次のような約束事があります。

  • プログラムの前後を<?phpと、?>で囲む
  • プログラムの最後にセミコロン(;)を入力する
  • ファイルの拡張子を「.php」とする

これらのどれかが欠けると、正しく動作しないので気をつけましょう。

PHPの処理

それでは、プログラムの内容を紹介します。まず、ここでは次の記述が重要です。

echo

「echo」というのは、PHPの「処理」です。ここでは「画面に表示してください」という意味を持っていて、これをPHPのファイル内に記述する事で、画面になにかを表示してくれます。PHPには、このような処理が大量に存在していて、これらを組み合わせることでプログラムを作り上げていくことになります。この連載でも、いくつか紹介していきましょう。

パラメーター・引数

さて、ここで「画面に表示してください」という意味を持つechoを記述しましたが、これだけでは「なにを」表示するのかが分かりません。そこで必要なのが「パラメーター」です。日本語では「引数」などと言います。

ここでは、次のように指定しました。

echo 'PHPを勉強中です';

この「’PHPを勉強中です’」という部分がパラメーターで、これによってプログラム全体は、「画面に’PHPを勉強中です’と表示してください」という意味になります。これにより、先ほどのような処理結果になったというわけです。

パラメーターは、処理の内容によってその種類や数などが変わってきます。そのため、各処理を記述するときにどんなパラメーターを指定すべきかというのを把握しておかなければなりません。

クオーテーション記号

パラメーターの内容を見ていきましょう。ここでは、メッセージの前後がクオーテーション記号で囲まれていました。

'PHPを勉強中です'

このクオーテーション記号は、文章などをパラメーターとして指定する場合には必ず指定する必要があります。メッセージの内容によっては、プログラムが正しく動作しなくなってしまいます。

クオーテーション記号には、シングルクオーテーション(’)とダブルクオーテーション(”)があり、厳密には意味が異なります(後述)。基本的には、シングルクオーテーションを利用しておくとよいでしょう。

こうして、各処理の使い方を覚えて、パラメーターを指定して組み合わせていくことでプログラムを作り上げていきます。引き続き、さまざまなプログラムを紹介していきましょう。

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