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2024.02.25

ECMAScript

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    JavaScriptの標準規格。標準規格とは、例えば紙の大きさに「A4」とか「B5」といった標準規格のサイズがあり、これに従っていれば、どのメーカーのコピー用紙を購入しても、どんなプリンタにもセットできたり、他メーカーのバインダーなどに収まったりします。

    それと同様で、プログラミング言語が標準規格になることで、開発メーカー(ベンダー)を超えてさまざまな場面で、同じプログラミング言語が利用できるようになります。JavaScriptは、標準規格になったことでほぼすべてのWebブラウザで統一して動作し、またアプリ開発やExcel等の制御など、非常に幅広く利用できるようになりました。

    ECMAScriptの「ECMA」とは、標準化をした「Ecma International」から取られた名前。

    ECMAScriptは、毎年その規格内容が改訂され、その年の年号が付加されます。また、ECMAScriptを略して「ES」と表記し、ES2023とかES2020等と表記されます。以前はES1, ES2, ES3と連番が割り振られていましたが、2015年の時に表記方法が年号に変わって、ES2015となりました。

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