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次のプログラムを見てみましょう。
document.write(1);
document.write('<br>');
document.write('1');
画面には、同じ「1」という文字が表示されます。
しかし実はこの2つの「1」は、コンピュータにとっては「数字」と「文字列」という別の種類の文字として扱われます。
次の例を見るとより分かりやすいでしょう。
document.write(1+1);
document.write('<br>');
document.write('1+1');
この場合、「’」で囲まれていない場合は計算されて「2」と表示されますが、囲まれている場合は式がそのまま表示されてしまいます。
これを値の「型」といい、コンピュータのデータには、この「型」というものが重要な意味を持っています。
JavaScriptでは、数字は「Number」という型、文字列は「String」という型で扱われます。そして、Stringの場合は両端にクオーテーション記号を付加する決まりになっています。
例えば次のようなプログラムは正しく処理されずに「エラー」となります。
document.write(こんにちは);
「こんにちは」という文章はString型であるため、両端をクオーテーション記号で囲む必要があるというわけです。