論理属性

読み:ろんりぞくせい

属性のうち、次のように属性に値を指定しなくても利用できる属性のこと。次の例を見てみましょう。

<p hidden>表示しない要素</p>

この場合、hiddenという属性は属性名を記述するだけで「この要素を隠す」という効果を現すことができます。属性がなければ「隠さない」という意味になります。

このような、ONとOFFを切り替えるような属性の場合、属性値を指定しない論理属性として定義されています。

ただし、属性値を指定することもでき、その場合は属性名と同じ値を挿入します。

<p hidden="hidden">表示しない要素</p>

これは、「XHTML」というHTMLの派生規格の名残で、現在のHTML(Living Standard)ではどちらの書き方でも問題ありませんが、現在は属性値のみを記述するのが一般的です。