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情報をノートPC等に保存して持ち歩いたり、USBメモリなどのストレージに入れて運ぶのは非常に危険です。そこで、情報自体は社内のコンピュータなどに蓄積しておき、外出先などで情報を見たい場合は、社内のコンピュータに「リモートアクセス」という手段でログインをして、そこで情報を見たりすることがあります。主に次の方法があります。
リモートアクセス・リモートデスクトップ
専用のクライアントソフトを利用して、社内のデスクトップ環境をそのまま投影することができます。便利ですが、低速のネットワークなどの場合には、画面が描画されるまでに非常に時間がかかるなどのデメリットがあります。
SSH
Secure Shellの略称で、Linux等のコマンドライン環境を外部から利用する方法です。キーボードからのみ操作が可能であるため、利用には高いコンピュータの知識が要求されますが、その分慣れれば素早く作業を行えます。
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リモートアクセスのセキュリティ対策
RAS
Remote Access Serverの略称で、一般のネット回線とは別に、リモートアクセスのために別の回線とサーバーを準備し、利用したいユーザーはその回線を利用してアクセスするという方法です。
RADIUS
Remote Authentication Dial In User Serviceの略称で、リモートアクセスのための認証技術やそのサーバーの名称です。認証のためのサーバーを準備し、ここで強力な認証を施すことで、安全性を高めることができます。
SSHポートフォワード
SSHに対するセキュリティ対策で、サーバー自体をネットからアクセスできるようにしてしまうと危険性が増すことから、別途「アクセスサーバー」を準備し、外部からはここにアクセスするようにします。
安全性が確認できた場合のみ、実際のサーバーにデータ(パケット)を転送することで安全に通信することができます。