ざっくり学ぶ、情報セキュリティマネジメント #6-3

端末管理

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どれほど社内の端末でセキュリティ対策をしていても、外部から持ち込んだ個人端末などが、マルウェアに感染してしまっていたりすると、そこから二次被害につながってしまったりする恐れがあります。そこで、社内の端末は厳重に管理することが重要になります。

シャドーIT

社内に持ち込んだ私的な端末や、また社内のコンピュータからクラウドサービスに登録して利用するなど、管理者が知らないうちに利用されるもののことです。

セキュリティリスクを高める原因となるため、社内への持ち込みや、クラウドサービスへの登録など、ルールを定めて正しく運用する必要があります。

BYOD

Bring Your Own Deviceの頭文字で、シャドーITとは逆で個人の端末などを仕事として利用するのを許可するという方法です。外出の多い社員や、リモートワークなどでは、スマートフォンなどを何台も持たせるよりは個人で使っている端末を仕事にも活用してもらう方が、互いに効率が良くなります。

とはいえ、セキュリティリスクは高まってしまうため、注意が必要です。

MDM

Mobile Device Managementの頭文字で、携帯端末を社内で一元的に管理する手法のことです。例えば、Androidの場合Googleの法人向けサービスと組み合わせることで、端末のロックを強制させたり、ソフトウェアを最新版にアップデートすることを強制させると言ったことも可能です。また、管理者の操作によって端末をロックしたりすることもできます。

参考書籍
令和06年 情報セキュリティマネジメント 合格教本

岡嶋 裕史 (著) / 技術評論社 / 1,980円〜

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