ざっくり学ぶ、情報セキュリティマネジメント #6-9

VPN(Virtual Private Network)

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VPN(Virtual Private Network)は、仮想的な社内ネットワークを実現するためのしくみです。

IPsecという通信方法(プロトコルといいます)などを利用し、認証できたユーザーの通信内容を暗号化してVPNを実現することができます。

VPNの種類

VPNの種類には次のような種類があります。

IP-VPN

通信事業者と契約を結ぶことで利用できるVPN。安全性は高いものの、コストや設定の手間がかかります。

インターネットVPN

より手軽なVPNで、一般的なインターネット回線網を利用し、認証や暗号化のしくみを使って仮想的な社内ネットワークを実現します。安全性は、IP-VPNに比べると劣りますが、手軽で安いのが特徴です。

VPNのモード

VPNには次のようなモードがあり、使い分けられています。

トンネルモード

VPNゲートウェイと呼ばれる、専用の機器などを通じてVPNを行う方式です。拠点間などでVPNを利用するときに便利ですが、外出先で利用することなどはできません。

トランスポートモード

VPN用のソフトウェアを各コンピュータにインストールするなどして、それぞれがVPN通信を行う方法です。外出先でスマートフォンなどからも利用することができるため手軽です。

参考書籍
令和06年 情報セキュリティマネジメント 合格教本

岡嶋 裕史 (著) / 技術評論社 / 1,980円〜

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